神宮外苑 Woman Life Clinic さま
CPC クラス1000 PMDA基準
神宮外苑 Woman Life Clinic
都内でも屈指のおしゃれで気品のある街として有名な神宮外苑エリアにオープンする、女性内科外来のクリニック、「神宮外苑Woman Life Clinic」。
再生医療という、非常に高度な分野の医療を支えるための舞台となるCPCを院内に併設するためのストーリーを伊沢博美院長にお聞きしました。
院長である伊沢博美先生にお伺いします
―CPCが必要だった理由は?
CPCは当院が対象とする患者さんのリスクを減らせるものですし、治療の一環として細胞培養を行いたかったので、CPCのクリニック内併設は、なんとしても実現させたかったことでした。
また、せっかくCPCを併設するのであれば、それを患者さんへの安全性、信頼性を高めるうえで、最大限活用できるよう、いろいろな構想もありました。
―業者を選ぶうえで苦労したことは?
時間的なもの、資金的なもの、スペースの問題等のいろいろな現実的な問題も多数ありましたが、最高の医療を提供するには、どうしてもCPCが必要だったので、CPCの施工業者探しには力を入れました。
某超有名企業に相談した時は、こちらのリクエストを追加する毎に、納期も金額もこちらの希望から遠のいていくために、当初考えていた理想の形でのCPCを実現させるのは難しいかなぁと思ったこともありました。
―プリートアイに決めた理由は?
CPCはPMDAに適合するようなものにしたかったのですが、法律まで細かく理解している業者さんも少なく、業者さんと相談をすればするほど不安になりました。
そんな中、プリートアイさんはCPCに関して、法令関連も含めた深い知識があることが、話していてわかりました。また、契約前の相談の段階から、私たちの考えが至らないところまでアドバイスしていただき、プリートアイさんなら、安心して任せることができると確信できました。
―施工中の様子は?
それほど頻繁に施工現場に足を運ぶことができなかったのですが、CPCを実際に使うことになる当院の細胞培養士と、施工中も密接な連携をしてくださっていたので、特に不安に感じることはありませんでした。
―施工後は?
CPCの完成後、まず見た時の感想は、「すごいのができちゃった」というのが、正直な感想です。(笑い)
職業柄、さまざまなCPCを見てきました。当院よりもさらに厳格な基準が求められる製薬会社のCPCなどもたくさん見てきましたが、そうしたCPCにまったく見劣りするところのない仕上がり具合のCPCでした。
クリニック落成後に、医療関係者の方が見学に来られたのですが、医療的なことよりも、施設や設備に関して聞かれることが意外と多く、それをプリートアイさんに相談したところ、CPCのハードの面に関しての詳細なレクチャーもしていただき、本当に助かりました。
――伊沢博美先生、ありがとうございました――
神宮外苑 Woman life clinic さまの施工について
CPCは通常クラス1万でいいのですが、PMDA規格のクリアを強く希望していたので、ワンランク上のクラス1000で設計しました。実際の運用時の数値はクラス100基準をクリアしています。
CPCを実際に使うわけではない来院者にも、見てもらえるようなクリーンルームにしたいと言う事で、機器の設置、レイアウトにも気を配りました。クリニック全体から感じられるラグジャリーな雰囲気にも溶け込むようなCPCになったのではないかと思います。
もちろん、見た目を意識するばかりに、機能的なものが犠牲にならぬよう、無理な配置によって空気の流れの残留が発生しないように細心の注意を払い、当社独自の工夫も随所に施しています。
施工データ
4m×6m小規模バイオクリーンルーム(CPC)
クラス1000
都内医療機関関係
施工期間 14日間
細胞培養加工室 グレードBにて施工
神宮外苑 Woman life clinic の概要
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-39-5 Qiz AOYAMA 2F
お問い合わせ:03-6432-9385
ホームページ:https://www.woman-life-clinic.com/
※神宮外苑 Woman life clinicさまに医療のこと以外での問い合わせはご遠慮くださいますようお願いいたします。